日本メーカーのオフィスチェアなら、基本的には体が細い日本人体型にもフィットしやすいつくりになっていますので、「痩せ型だから…」という理由だけで、オフィスチェア選ぶ際、注意するようなことは特にありません。それよりも「身長に合う座面の高さに調整できるかどうか」を重視した方が失敗しないです。

 【定番オフィスチェア】 調整できる最低の座面高一覧

 あえて注意点を挙げるとすれば、「座面の幅」。オフィスチェアには、座面の幅が広いものと狭いものがありますが、仕事用・作業用としてキチッとした姿勢で使うのであれば、「座面の幅が狭いオフィスチェア」の方が、痩せ型の人にも、アームレスト(肘置き)や座面がぴったりフィットするので、疲れにくい姿勢を保ちやすいです。逆にリクライニングを倒してリラックスした姿勢でいたいのであれば、「座面の幅が広いオフィスチェア」の方が、あぐらをかいたり、ゆったりとした自由な姿勢が取りやすいです。

 例えば、アーロンチェアは、本来、キチッとした姿勢で使う作業向けのオフィスチェアなので、座面の幅は狭い方が適しています。ところが、海外メーカー製のオフィスチェアの為、最も小さいモデルの「Aサイズ」でも座面幅は48cmと、痩せ型の日本人にとっては少し大きめです。それでも、十分許容範囲なので、座り心地に支障はないと思いますが。

アーロンチェア
アーロンチェア

 痩せ型の人が「作業用」として使う場合に最適な座面幅のオフィスチェアは、「カシコチェア(44cm)」。元々、日本人の女性向けに設計されている為、かなり座面が狭いデザインになっています。

カシコチェア
カシコチェア

 「作業用・リラックス用」と両方にバランスの取れた座面幅のオフィスチェアは、「バロン(49.5cm)」「キャストチェア(46cm)」。キャストチェアは、座面の高さを低く調整できるので、身長が低めの人にも向いています。

バロン キャストチェア
バロン

 痩せ型の人が「リラックス用」として使う場合に最適な座面幅のオフィスチェアは、座面の幅が広い「コンテッサ(座面幅:52cm)」「エンボディチェア(座面幅:53.8cm)」。

コンテッサ エンボディチェア
コンテッサ エンボディチェア

 ただし、これはあくまで目安。座面幅に大きな差があるわけでもないですし、どちらを選ぶかは、使う人の好み次第です。

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