腰痛に苦しんでいる人の様子

 腰痛を引き起こす原因の一つとされるのが「姿勢の悪さ」です。座っている状態というのは、実は、腰・骨盤に大きな負担が掛かる姿勢です。椅子の座面を支点とし、上半身全ての体重が腰へと集中してしまっているのです。対して、腰への負担がもっとも少ないのが「寝ている姿勢」。体の体重は全て地面へと流れています。また、「立っている姿勢」も、直立した状態であれば、体の負担は足へと流れるため、座っている姿勢よりも腰への負担は軽くなります。

姿勢で違う腰への負担

 ですから、腰痛を引き起こさない為には、「腰へ負担が集中しない椅子」を選ぶことが重要となります。その環境を整える為には、以下の機能を搭載したオフィスチェアが最適です。

  • ・ 背もたれはハイバック
  • ・ 調整機能付きアームレスト(肘置き)
  • ・ ランバーサポート(腰部の補助器具)

 基本的に10万円を超えるような高級オフィスチェアは、どれも「腰痛」を最大限軽減するような造りになっています。例えば、背中まで伸びた大きな背もたれは、上半身の体重を肩・腰だけでなく、体全体で分散し負担することができます。また、アームレストも腕の重みをカバーしてくれますので、少しではありますが、腰にかかる上半身分の体重の負担を軽くしてくれます。

 そして、特に重要なのが「ランバーサポート」人気のある高級オフィスチェアの多くは、背もたれがメッシュタイプになっており、通気性が高い・フィット感が良いというメリットを持つ反面、その包み込まれるような座り心地が腰を沈み込ませ過ぎてしまい、逆に腰へ負担が掛かってしまう場合があります。その腰の沈み込みを防ぐ為の補強器具がランバーサポートです。

背もたれの硬さで違う腰への負担

 座面も同様、メッシュタイプだとお尻が沈み込み、腰への負担が大きくなってしまう場合があるので、クッションタイプを選びましょう。背もたれがメッシュタイプのオフィスチェアのほとんどが、座面を「メッシュにするか?」「クッションにするか?」を選択できます。

座面の硬さで違う腰への負担

 そして、高級オフィスチェア最大の特徴「調整機能」。

 寝具のマットを固くすることで腰痛が解消する人もいれば、中にはマットを柔らかくすることで腰痛が解消する人もいます。それと同じように、オフィスチェアも、その人の体に合った微調整ができるかが非常に重要となります。安いオフィスチェアに、この調整機能は付いていません。背もたれの角度・アームレストの高さを自分の体ぴったりの調整にすることが、腰痛解消の第一歩となります。

■腰痛に悩んでいる人にオススメの定番オフィスチェア
スピーナチェア エンボディチェア
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アーロンチェア バロン
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